NHK受信料拒否「公開質問状」について、皆様のご意見は?
http://www.asyura2.com/12/senkyo131/msg/910.html
<増税賛成議員は全員落選?!>Yahooみんなの政治で社会保障先送り・増税先行反対
が9割を超えている!!
http://www.asyura2.com/12/senkyo131/msg/881.html
追い詰められているのは誰か 田中良紹の「国会探検」
http://www.asyura2.com/12/senkyo131/msg/883.html
オルターナティブな視点からのEU危機第五回・・・本当の危機は日本にあり。
http://www.asyura2.com/12/hasan76/msg/641.html
日本の危機は累積負債が1000兆円を超えているからではなく(各省庁や外郭団体
には埋蔵金よりも棚上げされている負債が大きく、ガラス張りにされればさらに膨ら
むが)、内部的に恐ろしく病んでおり、消費税が10パーセントに倍増されても全く
財政が改善される見込みがないからである。
すなわち国の財布に大きな穴が開いているという本質的な原因はそのままにして、当
面の危機を回避するために消費税増税しか打ち出せないところに、本当の危機があ
る。
しかも消費税増税には恐ろしい副作用があり、これまでの2回の消費税導入と値上を
検証すれば、逆に国の負債が加速するターニングポイントとなっている。
政府は5パーセントの消費税増税で単純に10兆円ほどの財源を期待しているが、年
間200万円以下の給料所得者が1100万人を超えていることからも、国民の財布
は既に限界に達しており、生活保護者が現在でさえも激増していることから、さらに
激増することは避けられない。
また日本の暮らしに必要な商品の物価は、消費税19パーセントのドイツなどに較べ
て3倍近く高いことから(注1)、容易に価格を上乗せすることが出来ず、多くの内
需産業が倒産すれば、逆に負債の増大は火を見るよりも明らかである。
すなわち農業から建築に至るまでの内需産業が長年工業製品輸出の生贄にされ、いか
に国際競争力がないかは明白であり、ボトム競争が激化する中では存続さえ厳しいに
もかかわらず、そのような検証さえなされていない。
したがって日本の危機を本質的に克服するためには、財政の節減によってプライマ
リーバランスを少なくとも3年で黒字化できるようにするしかない。
具体的には国の95兆円ほどの一般会計と特別会計の実質的総額予算210兆円を2
015年までに一本化し(単式簿記も複式簿記に改め)、無借金の160兆円の予算
で遣り繰りするしかない。
既に日本の多くの一般家庭ではこの数年で2割強の節約を強いられており、国民が頑
張って実行しているのだから、本来なら国が見習えない筈はない。
しかし現状は、絶望的に不可能である。
それは民主党の国に無駄遣いを止める「事業仕分け」が単なるパフォーマンスに茶番
化され、廃止を約束した部門さえまるでゾンビのように巧妙に復活する仕組みを見れ
ば明らかである。
さらに絶望的に不可能に思える理由は、例えば5兆円にも達するガソリン税を財源と
している高速道路建設を見れば明らかである。
国民は2003年の道路公団の民営化の際、借金をつくらないガラス張りに開かれた
公共事業を期待したが、結果はこれまでの道路公団のやり方を巧妙に焼け太りさせ、
ガソリン税を担保に最早維持管理でお荷物となる高速道路を永続的に建設できるよう
にしたのであった。
すなわち民営化される道路公団も形式に過ぎず、新会社は3つの高速道路企業と道路
資産と借金を運営する「独立行政法人日本高速道路保有・債務返済機構」に分離さ
れ、この機構が資金の借り入れや返済の主導権を握ることになった。
そしてこの機構を支配するのは国土交通省であり、たとえ負債を増大させたとしても
責任はどこにもなく、最終的に尻拭いさせられるのは国民に他ならない。
わかり易く言えば、赤字を生み出す道路公団では、高速道路建設で高収益を上げる1
17の直轄子会社やその下の多くのファミリー企業に対して国民の批判が強いことか
ら、民営化と称して経営管理する新会社と借金を返済する機構への分割であり、複雑
にすることで国民の視線を逸らし、国民の血税を喰い尽す利権構造を合法化したと言
えよう。
このようなやり方はどこの省庁でも同じであり、しかも独立行政法人と言った国の外
郭団体は下へ下へとファミリー企業を末端にまで肥大化させており、ほとんどの国民
が関与しており、原発施設のある住民と同様な立場に置かれていると言えよう。
しかしこのような愚かなことを続けていれば国の破綻は避けられない筈であり、先日
NHKで放映された「“不滅”のプロジェクト~核燃料サイクルの道程~」(6月1
7日ETV特集)で技術官僚が自ら次のように述べていた(注2)。
「日本ではプロジェクト不滅の法則というのがあってですね。いかにおかしくても死
ないと。いったん決めたら何とか最後までやるというのが体質なんでしょうか」と、
いみじくも語っている。
高速増殖炉は1000分の1秒という単位で出力暴走し、欧米先進国が媒体としての
ナトリウム使用は制御困難という見解から全て撤退したにも関わらず、日本では絶対
安全と断言して彼らは推進せざるを得なかった。
もちろん彼らはナトリウム事故で炉心が爆発すれば、数百万人が死亡するだけでな
く、プルトニウムが数百キロに爆発飛散することから、少なくとも広島から東京まで
が人の住めない場所に変わり果て、日本はアジアから消えることは百も承知していた
筈だ。
それ故諸手をあげて推進していたわけではなく、絶えず苦悩しながら推進していたこ
とから、万一のことも考えて裏側の事情を語り、非公式にテープを残さずにはいられ
なかったように私には思える。
何故なら官僚たちが着手したプロジェクトや措置は公には絶対に誤りがあってはなら
ず(無謬神話)、たとえ社会に恐るべき被害を与えかねないものであっても、現場の
官僚たちには先輩たちが着手したものを止める手段がないのである。
その典型は薬害であり、エイズの非加熱製剤が疑われた際担当した官僚(郡司製剤元
課長)は将来の恐ろしい被害が予想されたことから、委員会を招集して何とか止めよ
うと努力したが大きな機構のなかでは不可能であったと、99年にNHKが放映した
「薬害エイズ16年目の真実・・川田龍平が郡司元課長に聞く」で郡司元課長が苦笑に
顔をゆがめて語ったのが印象的であった。
もちろん被害者である川田さんの無念さや国民の目線からすれば、責任も謝りもな
く、責任転化する彼の行為は許せるものではない。
しかし郡司元課長のいっていることは事実であり、それ以前のB型肝炎の注射器使い
まわしによる数十万人の被害者やサリドマイドによる数百人の奇形児、そして最近の
フィブリノーゲン製剤や抗がん剤イレッサに至るまで原因の構図は同じであり、一旦
官僚の稟議制によって決定された無責任な措置やプロジェクトは、無謬神話を継続さ
せるために、何度でも同じ過ちを繰り返しているのである。
何故日本で未だに前近代的官僚制が継続されいるかは、富国強兵を最優先させた明治
政府誕生に溯る。
そこでは政府は最初から自由民権を掲げる議会に左右されることがあってはならず、
都合の悪い議会決定は天皇の勅旨によって無視してでも、官僚こそが富める強い国を
つくっていかなくてはならないという明治の意志が、ドイツ帝国やオーストリア帝国
から学んだ専制的官僚制度にインプットされている。
このような前近代的な日本の官僚制度は戦後も息づき(注3)、国の重要事項の官僚
主導は極秘に継続され、核の持ち込みの承認や核保有を目的としたドイツとの秘密交
渉が行われている。
このような国民の命運を決める重用事項が官僚の独断でなされることは、国民主権の
民主憲法を持つ国民の側からすれば犯罪的であるが、核の持ち込みについては歴代の
首相に事後承認を得ており、たとえ違憲申請をしても国策優先に立つ現在の最高裁が
却下することは明らかであり、官僚の無責任な稟議制によって何でもできると言って
も過言でない。
そのような前近代的制度が措置やプロジェクト不滅の法則を生み出し、益々肥大する
利権構造が国民の血税を喰い尽していくことは明白である。
それを変えない限り、日本の破綻は必ず起こると断言できよう。
(注1)(39)検証シリーズ6、財政問題は増税で解決できるか。参照
http://d.hatena.ne.jp/msehi/20110927/1317132231
(注2)動画ETV特集「核燃料サイクル“迷走”の軌跡」〔前〕
http://www.dailymotion.com/video/xrl3ux_20120617-yyyyy-yyyyyyy-yy-yyy-y_news#
ETV特集「核燃料サイクル“迷走”の軌跡」〔後〕
http://www.dailymotion.com/video/xrl3wq_20120617-yyyyy-yyyyyyy-yy-yyy-y_news#
(注3)ドイツの戦前の官僚制度はナチズムを許した反省から、戦後責任を厳しく問
う民主的官僚制度に刷新されている。
(36)検証シリーズ6、財政問題は増税で解決できるか。参照
http://d.hatena.ne.jp/msehi/20110922/1316693265
_____________________
ディアあげての小沢一郎攻撃が気の狂った神経病患者のように陰気にヒステリックな
様相となってきてるが、なにをそんなに必死になって寄ってたかって一斉攻撃をする
必要があるのか?
つまりは新聞・テレビらが同じ資本で繋がってることの改革を、小沢一郎が率先し
てやると怖れているからに他ならない。
新聞業界のさらなる減税を叫びつつ、消費税増税を後押しする姿は、断末魔の嗚咽
にも聞こえるが、醜態そのものを曝しはじめている。
経団連・連合・・・大企業とておなじような理由だ。
新聞社どうし、テレビ局どうし、情報の操作と統一がガタガタになりつつある今、お
かしいのはネット用と一般用とでその報道内容を変えてきてることだ。
おなじ新聞社なのに、おなじテレビ局なのに、一般向けとネット向けは内容がまっ
たく逆の立場となることも多い。
http://blogs.yahoo.co.jp/hbrwf912/38480281.html
______________________
14 [名無し]さん(bin+cue).rar sage New! 2012/06/23(土) 14:29:32.89
ID:8rLzblVc0
>>12
馬鹿
その時代の体制側が幾らクソでも、体制側は政敵をこれで始末出来る様になるんだよ
俺たちは直接逮捕されないが、如何なる糞政権でも4年の任期を終えれる事になる
反対票を投じる奴は全員逮捕すれば良いんだからよ
マスコミの関係者を脅せばあとは永遠に政権を維持出来る。今の中国みたいに
現代の治安維持法
74 [名無し]さん(bin+cue).rar sage New! 2012/06/23(土) 20:06:33.73
ID:O1qwi9v60
まぁ著作権延長に限らず、TPP来ると非親告化も合わさって二次創作全滅な上
このスレで本題の違法ダウンロード法も親告化されてしまうしなぁ
原発だけでなくTPPも反対しないと日本の文化はあらゆる意味で終わる
293 [名無し]さん(bin+cue).rar sage New! 2012/06/24(日) 13:19:47.39
ID:PqKOoYH/0
まぁここにいるヤツラは違法かどうかってことより極論
「どうやれば俺は捕まらずにDLできるか?」が気になってるんだろうなw
356 [名無し]さん(bin+cue).rar sage New! 2012/06/24(日) 15:06:10.60
ID:J4BEFHom0
この国って何か反対しようとすると頭おかしい人のレッテルを貼ろうとしてくる奴が
現れるよね
586 [名無し]さん(bin+cue).rar sage New! 2012/06/25(月) 02:08:47.06
ID:3QnhZJIR0
【マスコミ】 "公権力による事後検閲につながる。放送が圧力受ける" テレビやラジ
オ番組の国会図書館保存構想、放送局側が反発
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1340553372/
録画が残ると困るそうで
603 [名無し]さん(bin+cue).rar sage New! 2012/06/25(月) 02:46:09.21
ID:X2yYhh+j0
結局二大政党制ってのは少数意見の抹殺のためにあったんだわ
政治的多様性が失われて政策的違いの差は派閥の違いのレベルに近い二党政治じゃ
まとまな政治的議論が行われるはずもない
選挙で政権交代が起こっても単なる国民のガス抜きに過ぎんのよ
※傍観者としてコメントすることは出来ても、それをどうするかという動きがないの
が日本人が劣等民族所以たるもの。問題はそこではなく、どうするかという所に来て
いる。
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6月25日 実態がナゾだらけの「検察審査会」メンバーは本当に存在するのか?
(週刊プレイボーイ) (一市民が斬る!!)
http://www.asyura2.com/12/senkyo131/msg/894.html
投稿者 赤かぶ 日時 2012 年 6 月 25 日 12:48:55: igsppGRN/E9PQ
6月25日 実態がナゾだらけの「検察審査会」メンバーは本当に存在するのか?
(週刊プレイボーイ)
http://civilopinions.main.jp/2012/06/post_46.html
2012年6月25日 一市民が斬る!! [Civil Opinions Blog]
<検審事務局の本当の怪しさは、検審を直接追及した者しか分からない>
2010年11月1日の週刊プレイボーイ記事をもう一度読んで下さい。
http://wpb.shueisha.co.jp/2010/11/01/919/
週刊プレイボーイ記者が、小沢検審議決直後に東京の検審事務局に乗り込み、手嶋東
京第一検審事務課長を2時間にわたって追及した。その追及の模様が記されている。
<手嶋課長と記者の問答後半が特に面白い>
後半部分転載
『 ......
☆ 検察審査員は、いるのか、いないのか?
記者:では、審査員の選び方は?
「くじです。パソコンでワンクリックすれば結果が出てきます」
記者:クリック一発で?
「裁判所が管轄する自治体の有権者名簿からパソコンを使ったくじで、毎年秋に翌年
一年分の候補者400人を選びます。ただ、通知を受け取っても70歳以上や学生、過去5
年以内に審査員や裁判員を経験した人などは回答書で『辞退したい』と申し出て、こ
ちらの資格審査を通れば辞退することもできます」
記者:資格審査は誰が?
「前任の審査員です」
記者:審査員? ってことは、一般人が審査員を選んだわけですか?
「そういうことになります」
記者:その資格審査は何をもって候補者を絞り込むのですか?
「通知と一緒に送付する質問票への回答で判断します」
記者:ぜひその質問票を見せてください。
「それはちょっと......手元にないので見せられません」
記者:審査方法も審査基準もわからない。せめて、審査員の肉声を知りたいので議事
録を見せてください!
「議事録といったものはつけておりません。会議の実施日時や参加者を記録する会議
録ならありますが......」
記者:議事録がない! てことは、審査員の誰が何をしゃべったか、一切記録に残っ
ていないってこと?
「そうなります」
記者:えーっ! 重要な資料になるはずの議事録を残していないなんて。
「それは検察審査会法に明記されておりませんので......」
記者:誰が何をしゃべったかなんてどーでもいい話だと......。じゃ、会議は何月何
日に計何回行なわれたの?
「それも答えられません」
審査員の顔も見えなければ、声も聞こえてこない。議事録もなければ,会議の開催日
程もわからない。こんな審査会に小沢氏は裁かれたのか......。
記者:そもそも、手嶋さんは審査員の姿をその目で見たんですか?
「あの日、廊下ですれ違った人が審査員だったんじゃないか、と」
記者:はぁ!?
「ただ、選任された審査員にはそれぞれ『検察審査会法に則り、公平・誠実に審査を
行ないます』と宣誓してもらい、宣誓書も提出してもらいます。その際、宣誓書を受
け取った担当者がいます」
記者:ぜひ、その人に会わせてください!
「それはできません」
記者:なぜですかっ!?
「担当者には会わせられません」
記者:じゃ、会議がどこで行なわれたのかも......教えてもらえませんね?
「そのとおりです。教えられません」
記者:審査員はホントにいたの?
「いた......と思います」
記者:思いますって(苦笑)。その審査員に足はありましたか?
「......」
審査員の実像を求めて事務局に乗り込んだものの、結局2時間のやりとりの末にわ
かったのは、審査員の要望の名のもとに、「何も教えられない」「見せられない」と
いう事実だけだった。そもそも、なぜ彼ら(事務局)はこれほどかたくなにすべての
ことを隠そうとするのか? ... 』
<今も状況は変わっていない>
あれから1年8か月が過ぎたが、検審事務局の対応は変わらない。
「何も教えられない」「見せられない」の一点張りだ。
今もって、検察審査員の実態は何も見えてこない。
やはり、怪しいのだ。
________________________
<東芝製3号炉は核爆発と菅元政策秘書が証言><核爆発放映を止めたナベツネ>
<石井紘基刺殺事件は原発関連>など 本澤二郎
http://www.asyura2.com/12/senkyo131/msg/893.html
<核爆発を伏せる東電と東芝>
東芝製3号炉設計者から官邸に電話が入ったという。それは「放射性物質が300
キロも吹き飛ぶ」との警告だった。また、この3号炉は欧米学者同様に核爆発だった
と断定する松田である。首相など政府は核爆発を承知していたのだ。「東京のホット
スポットは、この核爆発と関係がある」とも指摘している。ご存知、核爆発した3号
炉は100%東芝製原子炉である。ウラン燃料ではない。プルトニウム加工燃料(M
OX)を使っていた。1、2号機は米GE・日立製という。
未だに原子炉メーカーは、この史上空前の原発爆発事件に対して、一言も発してい
ない。ユーザーでしかない東電に原発の爆発を収束する知識も技能もない。素人であ
る。対応不能なのだ。ここは原子炉メーカーが前面に出てくる場面である。それでい
て、これまでのところ原子炉メーカーは表に出てきて、真相を明らかにしていない。
ド素人の東電と原子力安全・保安院に任せてきた。いわんや無知無能の枝野官房長官
(当時)に、イカサマ情報を会見させてきた。こうした事実をマスコミも伝えない。沈
黙している。この不思議な光景は、いつまで続くのであろうか。
「アメリカは既にハワイ・西海岸で核爆発の核種を検出している」と松田は指摘し
ている。それでも、東電はまだ核爆発の事実を隠している。東芝はダンマリを決め込
んでいる。これほど悪質な企業が、この世にあろうか。
それでいて日立はリトアニアに、東芝はベトナムや中国などに輸出攻勢をかけてい
る。狂気の沙汰である。
<核爆発放映を止めたナベツネ>
松田は3号炉の核爆発の映像について、貴重な証言もしている。筆者は「またか」
との思いである。読売傘下の日本テレビが、この核爆発時の映像を昼のニュースで流
した。ところが、この大スクープ映像は、その後、国民の目に触れることはなかっ
た。
「ナベツネの報道規制で止められた」というのである。「堕ちた言論人」のレッテ
ルを貼られて久しい人物が、またしても真相報道を止めてしまったというのである。
ありうるだろう。なんと恐ろしい人物であろうか。
一度、昼に流した担当者は「人事部に飛ばされ、現在は休職中」というのだ。事実
とすれば、実にゆゆしい限りだ。日本テレビ関係者の決起を求めたい。またまた週刊
誌が、ナベツネ傘下の読売巨人軍の金銭スキャンダルを報じた。監督の1億円支払い
事件である。
ナベツネに陰りがみられるのだが、松田の一撃はもっと重大で深刻な事案である。
ジャーナリスト失格どころの話ではない。幸いにも、この貴重な映像はネットで世界
に発信されている。筆者も、これをネットで確認するまで、3号炉の恐怖に全く気付
かなかった。
<福島中央テレビの証言>
松田にも誤解がある。彼はこの映像を日本テレビが撮影したものだと認識している
が、正確に言うと、日本テレビ傘下の福島中央テレビである。報道制作局長の佐藤
が、2012年5月6日号の「放送レポート236号」に、この時の様子を紹介して
いる。
そこに載っている1枚の写真は1号炉の水素爆発時のもので、これには白煙が映っ
ている。おわかりか。1号炉は水素爆発である。3号炉の黒煙場面(核爆発)をあえて
伏せている。
しかも、信じがたいことにも言及している。実況を続けるアナウンサーに対して、
編集幹部は「爆発」という言葉を使うな、と禁じていたというのだ。ひどいテレビ局
であろうか。真実を報道するという姿勢を、最初から止めていたのである。これで何
千、何万、何10万の市民を被曝に追いやったことになるのだが、その自覚は全くな
い。
このテレビ局の責任者は「爆発と表現すると、核爆発と誤解される」ために、禁じ
たというのだ。従って1号炉の水素爆発についても爆発と伝えなかったのだ。むろ
ん、3号炉についても。悲劇を通り越している。
この福島中央テレビの報道制作局長は、3号炉の核爆発を「水素爆発」と間違って
記述し、あまつさえ、その貴重なスクープ映像について一言も触れていない。肝心要
の3号炉の核爆発についての言及がない報告なのだ。ナベツネの雷を恐れているので
あろうか。ジャーナリストのいない福島中央テレビと日本テレビなのだった。
一人の悪しき人物に牛耳られるテレビ局に、言論の自由はなかったのだ。
<石井紘基刺殺事件は原発関連>
全く交流のなかった民主党の石井紘基議員についても、松田は言及していた。彼は
右翼に自宅前で殺害された、もっとも勇気ある政治家だった。政治家の見本である。
不正と腐敗を許せない真っ当な政治家だった。野党議員に彼のような人物が数人も
いれば、政治を変えることが出来るのだが、残念ながら共産党にもいない今の永田町
である。何故右翼に殺害されたのか。その謎を解いてくれたのだ。
松田は石井と親しい関係にあったという。殺害される前の石井が、原発問題に取り
組んでいたという新証言である。
「石川県の珠洲原発の用地買収を調べていた」というのである。用地買収に電力会
社は右翼・暴力団を使うことは、よく知られている。「山口組がどれほど動いている
のか。その実情を調査していた」という。本来は警察・検察の職務である。しかし、
当局は動かない。自ら調べて国会で追及するしか方法はない。
地元の新聞テレビは最初から原発推進派である。この種の取材はしない。石井は、
さしずめ国会議員と捜査官・ジャーナリストと一人3役でもって、闇の世界を暴こう
としていたのである。
国民の代表は右翼に殺害された。犯人は獄中で「依頼された」と自白している。そ
れでいて、捜査当局は背後の黒幕捜査をしない。グルなのである。石井の無念を共有
できる日本人は、松田のほかにいるのか。
<浜岡原発停止はワシントン指令>
浜岡原発停止は菅直人の快挙と思っていたのだが、松田の証言によると、必ずしも
そうではないらしい。「ワシントンの指示」という。指摘されると、全く理解できる
話しである。
3・11直後に横須賀から米空母が急ぎ航海に出たことを承知している。放射能の
雨が、関東に降り注いでいたのだから、当然と言えば当然であろう。空母とて放射能
に太刀打ちなど出来ない。
仮に浜岡原発が爆発すると、当然ワシントンが断じて手離したくない横須賀や厚木
の米軍基地がやられてしまう。3・11余震は東北から房総半島沖へと移行してきて
いる。いずれ東海へと続く。という想定をした米軍ではないだろうか。
米軍の指令に菅内閣が、喜んで飛びついたのかもしれない。政府の自主的な判断で
はなかった。これは悲しい。ワシントンの指令に原子力ムラも抵抗できなかった。納
得出来る証言である。
93年の訪米取材の際、国防総省OBに「どうしても手離したくない基地はどこ
か」と質問すると、彼は「空軍は沖縄の嘉手納、海軍は横須賀だ」と答えた。こうし
た事情を知る者にとって、浜岡原発停止は容易に頷ける。
<原発ムラに引きずり降ろされた菅直人>
菅直人は3・11までは、原発の安全神話に取りつかれていた。しかし、彼は態度
を変えた。多くの日本人もそうである。だが、変身した菅を経済産業省の官僚ら、い
うところの原子力ムラの関係者は強く反発した。そのことも松田は証言している。
「経済産業省に総理の座を引きずり降ろされた」というのだ。官僚に首を切られた
日本国総理大臣というのも、実に格好が悪い。多くの日本国民は政治を知らない。官
邸の奥で繰り広げられる抗争などわからない。マスコミにも原因があるのだが、官僚
政治は不透明で分かりにくい。ことによると、野田が財務官僚の手先となって10%
消費税に命がけという事情も、これで少しは理解してもらえるかもしれない。
これこそが官僚政治の一断面なのだ。
菅直人の元政策秘書の動画での証言は、3・11後の官邸と経済産業省・東電の伏
せられてきた内情の一部を明らかにしている。新聞テレビが報じない真相の一部であ
ろう。命がけの行動に違いないが、隠れることなく表に出ることによって身の安全は
確保できるものである。
松田の健闘を祈りたい。
_____________________________
量的緩和は江戸時代の藩札制度か、紙幣「紙くず化」も 増税論議― 誰の言
うことが正しいのか
http://www.asyura2.com/12/hasan76/msg/650.html
↧
おなじ新聞社なのに、おなじテレビ局なのに、一般向けとネット向けは内容がまっ たく逆の立場となるこ
↧